家庭、地域社会、学校を結ぶ情報通信                  NO337
2004年(平成16年)12月3日発行

大 王 や し


発 行 所  台中日本人学校
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校長室より

校 長  松 井 幹 夫

1.「師走」

師走を迎え、いよいよ今年最後の月となりました。子どもたちにとっては、二学期のまとめの月になります。充実した生活を送ってほしいと願っています。

運動場では、10日(金)に予定されているマラソン大会に向けて元気に練習に取り組んでいる子どもたちの姿が見られます。保護者の皆様にとっては、時間的に参観しにくい面もあると思いますが、多数の方々にご参観いただき、子どもたちの頑張る姿にご声援を送っていただければ、うれしく思います。

2.PTAもちつき大会

17日(金)には、子どもたちが大変楽しみにしています『PTAもちつき大会』が実施されます。子どもたちにおいしいお餅を食べさせてあげようと、2回の餅つきを計画していただいているPTA役員の皆様のお心遣い本当にありがとうございます。よろしくお願いいたします。

3.人権週間

12月4日(土)から10日(水)までは、「人権週間」となっています。特に、最後の10日(水)は、「世界人権デー」でもあり、世界中の人が人権について考える日として設けられています。

1948年(昭和23年)12月10日、国際連合の第3回総会で世界人権宣言が採択されました。その日を記念し、国際連合は、毎年この12月10日を「人権デー」として、加盟国などに人権思想の啓発のための行事を実施するように呼びかけています。

本校では、児童生徒の人権に対する意識を高めるため、各担任が道徳の授業で人権に関することを題材に取り上げ、次のような主題名で取り組みを行いました。

小学部

   1年生:「しんせつになったおおかみ」(思いやり・親切)

2年生:「そして、友だちも大切にする」(友だちに対する適切な態度)

3年生:「今のことば、それでいいのかい?」(思いやり・親切)

4年生:「たったひとつのたからもの」(思いやり・親切、生命尊重)

5年生:「お互いを大切にしながら」(友情・信頼、助け合い)

6年生:「じぶん勝手な心」〜くもの糸〜(思慮・反省、節度・節制)

中学部

1年生:「権利について考えよう」〜権利の熱気球〜(個の尊重、権利・義務)

2年生:「情報モラルを考える」(公徳心)

3年生:「まどさんのうた」(差別と偏見)

また、「人権週間」に向けて子どもたちの実態に合わせて、「標語」「作文」「ポスター」を募集しました。選ばれた作品は、次回の「大王やし」に掲載いたします。

次に本年度、「第56回 人権週間」の15の強調事項の一部を紹介します。参考にしていただき、是非子どもたちと「人権」について話し合っていただければ幸いです。

◎ 「育てよう 一人一人の 人権意識」
   −身近なことから人権を考えてみませんか−

国民の一人一人が命の尊さ・大切さや自己がかけがえのない存在であると同時に他人もかけがえのない存在であることを真に実感し、家庭、学校、職場、地域社会など身近なところから、お互いの人権を尊重し合えるようにという願いが込められています。
 
◎ 「女性の地位を高めよう」

「男は仕事、女は家庭」というように、男女の役割を固定的にとらえる意識などから生ずる種々の男女差別は、家庭や職場で依然として根強く残っています。また、女性に対する暴力の解消も、重要な課題です。少子化や高齢化が進むこれからの社会を担うためには、女性と男性が対等な立場で協力し、責任も分かち合うことが大切です。

◎ 「子どもの人権を守ろう」

陰湿で執拗な「いじめ」、教師による体罰、親による虐待、国内外での児童買春や児童ポルノの氾濫など、子どもの人権をめぐる問題は深刻な状況にあります。子どもも一個人として最大限に尊重されなければならないということを、大人自身が自覚しなければなりません。

◎ 「高齢者の人権を守ろう」

我が国における平均寿命の大幅な伸びや少子化などを背景として、社会の高齢化は極めて急速に進んでおり、平成27年には4人に1人が高齢者になると言われています。高齢者が自立した一個人として生きがいの持てる生活ができるように接していくことが重要です。

◎ 「障害のある人の完全参加と平等を実現しよう」

障害のある人に対する人々の理解や配慮はいまだ不十分であり、車椅子での入店を拒否されたり、アパートへの入居を拒否されたりするなどの様々な人権問題が発生しています。我が国は、「ノーマライゼーション」(等しく生きる社会の実現)を基本理念の一つとしています。障害のある人と障害のない人とが対等に生活し活動できる社会にしていくことが大切です。

◎ 「アイヌ人の人々に対する理解を深めよう」
 アイヌの人々には独自の豊かな文化がありますが、近世以降のいわゆる同化政策や文化の伝承者の高齢化に伴い、文化の保存や伝承の重要な基盤が失われつつあります。また、アイヌの人々に対する理解不足から、就職や結婚などにおける偏見や差別が依然として存在しています。アイヌの人々に対する理解と認識を深め、その文化を維持し、その尊厳を尊重することが大切です。

◎ 「外国人の人権を尊重しよう」

国際化時代を迎え、我が国に生活する外国人は急増していますが、言語・宗教・生活習慣等の違いから、アパートやマンションへの入居拒否、公衆浴場での入浴拒否など様々な人権問題が発生しています。また、在日朝鮮人児童・生徒に対する嫌がらせ、脅迫、暴力なども発生しています。人権に国境はありません。今後ますます国際化が進むなかで、外国人のもつ文化や多様性を受け容れ、尊重することが、国際社会の一員として望まれます。

◎ 「ホームレスに対する偏見をなくそう」
 ホームレスの自立を図るための様々な取組が行われている一方、ホームレスに対する嫌がらせや暴行事件などの人権問題も発生しています。ホームレス及び近隣住民の人権に配慮しつつ、ホームレスの自立の支援をしていくことが必要です。

4.映画鑑賞のお薦め

 今、台中市内の映画館で、日本の映画「クイール」が上映されています。それは、子どもから大人まで世代を超えた幅広い層に支持されてベストセラーとなった「盲導犬クイールの一生」(文芸春秋社刊)が映画化されたものです。昨年の夏にはNHKでTVドラマ化され、高視聴率を記録しました。

[映画の解説]
 ある朝、一匹の子犬が生まれた。おなかに鳥が羽根を広げたようなブチ模様がある子犬は、“クイール(鳥の羽根)”と名付けられる。クイールは盲導犬になるために母犬の元を離れ、パピーウォーカーと呼ばれる育ての親に預けられる。彼らのあたたかい愛情を一身に受けて、クイールは元気いっぱいに育つが、別れはあっという間にやってきた。1歳の誕生日を迎えたクイールは、いよいよ訓練センターに入るのだ。のんびり屋でマイペースのクイールに、ベテランの訓練士でさえ手を焼くこともあったが、クイールは目の不自由な男性とめぐり逢う。最初は全く息の合わない一人と一匹だったが、ハーネスから伝わってくるクイールの思いやりを感じた男性は、少しずつ心を開いていく。共に歩く喜びをかみしめながら、彼らの絆は日に日に深まっていった。しかし、互いにかけがえのない存在になったとき、悲しい別れが突然にやってきた・・・・・。

是非鑑賞されることをお薦めします。



 
11月22日
(月)
「中学部生徒総会」












 11月22日の1校時に行われた中学部の生徒総会の様子です。生徒会本部及び各委員会より、前期の活動内容の報告、後期の活動計画の提案があり、それに対しての審議が行われました。





 
11月22日(月)
「高校説明会と進路説明会」
 
 
 
 
 




 11月22日の午後から行われた高校説明会の様子です。新民高級中学より先生を招き、「高校進学について」、「高校生活について」の説明があった後、質疑応答が行われました。そして、休憩を挟んで、中学部教員より「台湾の高校への進学」と、「日本の高校への進学」についての進路説明がありました。保護者よりたくさんの質問があり、有意義な説明会となりました。


 
11月22日(月)
「小学部4年音楽朝会」
 
 
 
 
 



 小学部4年生の音楽朝会の様子です。「まつりうた」をリコーダーで演奏した後、「ソーラン節」を、太鼓や鐘を用いながら歌いました。途中、劇などもあり、とても楽しく見応えのある発表でした。




小学部6年修学旅行の紹介

○ルートについて

ぼくたちは、1110日から1112日まで修学旅行に行ってきました。1日目は学校からバスに4時間ほど乗って国立海洋生物博物館に行きました。国立海洋生物博物館には、ジンベイザメやウニ、ヒトデ、カニなどいろいろな生物がいました。次に鵝鑾鼻に向かいました。鵝鑾鼻では、とてもきれいな白い灯台で写真などを撮った後、自然散策に行きました。サンゴの化石がたくさん並んだ海岸があり、そこには海の塩がたくさんついた岩やカニの殻などがありました。夜は墾丁青年活動中心という宿に泊まり、夜のミーティングの時間には学校への手紙を書いたり、班の反省を行ったりしました。                            


 

2日目は三地国小との交流会でした。三地国小の皆さんが、とてもすばらしい歌とおどりでぼくたちを迎えてくれました。交流会では、いっしょに和紙を使った「しおり」作りをしました。三地国小の6年生は、とてもこったものを作っていました。「しおり」作りの後は、昼食会でした。三地国小で用意してくださった料理はとてもおいしかったです。昼食の後は、ルバルバおばさんのお宅へ行きました。







三地国小からおばさんの家に行く途中の道には、ルバルバおばさんのご主人の陳おじさんが彫った石の彫刻がたくさん埋め込まれていました。おばさんの家にも、たくさんの木や石の彫刻がおいてありました。その日、おじさんは出かけられていませんでしたが、おばさんからルカイ族とパイワン族の暮らしについてとても詳しく教えていただきました。夜は、高雄の中信大飯店というホテルに泊まりました。そのホテルはとてもきれいで、食事もとてもおいしかったです。食事の後は夜市です。みんなで食べたトルコアイスは、とてもおいしかったです。



 3日目は、台糖の博物館へ行きました。そこでは、昔の砂糖の作り方の説明文やサトウキビを運ぶ荷車や機関車などが展示されていました。説明の後で、台糖研究所特製のアイスを食べさせていただきました。ヤクルト味・黒砂糖味・バニラ味、どれもとてもおいしかったです。次の見学先は赤嵌樓でした。赤嵌樓には、鄭成功の銅像のほかに筆を持った神様の像がありました。次に行った安平古堡には、古い大砲がありました。最後に見学したところは、八田與一さんが設計した烏山頭水庫というダムでした。とても大きなダムで八田さんの銅像やお墓も見学しました。記念館のビデオで八田さんの思い出を語る人の話を聞いて、八田さんが台湾に尽くした立派な方だということがわかりました。    

○修学旅行を終えて

私たち
6年生は1110日から1112日を使って、台湾の南部にある墾丁、三地門、高雄、台南方面に修学旅行に行ってきました。皆さんも知っているルバルバおばさんにも会いに行ってきました。そのルバルバさんについてはじめて知ったことがいくつかあります。まず1つ目にルバルバおばさんの名前の「ルバルバ」はルカイ族呼び名で、ほかにも中国名の「陳阿修」日本名の坂本節子と三つの名前をお持ちだ、ということです。2つ目は、ルバルバおばさんは、もともと霧台という三地門よりもさらに山奥にある集落に住まれていたということです。私は昔から三地門に住まれていた方だと思っていました。3つ目はルバルバおばさんの出身のルカイ族は昔、「粟」という食べ物や「イモ」だけの生活だったということです。ルカイ族の人々はその「粟」や「イモ」を畑仕事にも持っていき、一日に二食だけの生活だったそうです。ルバルバおばさんは陳おじさんと結婚して、パイワン族の人々と一緒に生活するようになってから、初めて「おかず」というものや「米」が主食だということを知ったとおっしゃっていました。

 ルバルバおばさんや陳おじさんのこと以外にもわかったことがあります。それは、普段の生活では見つけられない友だちの良い所やいつもと違ったクラスメートの様子が見られたことです。3日間の中で一番目立った日常生活との違いは、いろいろなところでの気遣いがあったことです。学校生活では「まずは低学年」と自分たちの方には手が回りませんでした。ほかにも、毎食後の片付けや食べるときの気配りなどさまざまな点で見つけることができました。それを見て、私たち6年生はまた一歩「クラスの幅」が縮まったと思えました。この修学旅行の経験を生かして卒業の日までに、完全な6年生学級が出来上がるようにしたいと思いました。





2004年度子ども相談室より−14−

子ども相談担当

よく始められた仕事は半ば終わりたるものなり

 ギリシャの哲学者であるプラトンの言葉を冒頭に書いて見ました。

 陸上や水泳などの競争競技は、スタートが大切ですね。特に短距離走においては、スタートの巧拙が決定的な意味を持つと言えます。仕事も同じだと私は思うのです。ひとつのプロジェクト、あるいは一日の仕事を要領よく始めると、仕事はスムーズに行きます。これは学級経営にも言えることで、4月のスタート時にしっかりとした約束を決め、決めた約束をきちんと子どもも私たちも守ることで、学級の中に支持的風土をつくるための土台を作ることができます。そのためには、綿密な計画を立てることが重要だと思うのです。後はその計画どおりに仕事を進めていけばいいのです。さらに、仕事に優先順位をつけると、より効果的です。すべての仕事は具体的でなくてはなりません。そのためには、「まず計画を立ててからスタートするのが一番だ。」とよく先輩から言われました。いきあたりばったりや思いつきの仕事は、表面的で中身が薄いもので終わることが多いことを先輩方は経験から知っているからでしょう。

耳に逆らう忠言を素直に聞ける人間が成長する

 「良薬は口に苦し」と言われるように、忠言も耳にさからうものですよね。かといって、それに耳をかさなければ、せっかくの良薬の効果がなくなってしまいます。他人が忠言してくれることは、本当にありがたいことだと言えるのではないでしょうか。最近は自分の子どもにさえも何も言えない親が増えていると言われています。忠言をすることは、とても勇気がいることなのです。なぜなら、言わないならば言わないでもいいのだから。あえて忠言することで、その人との関係を壊してしまうことも有り得るのですから。それでも、その人のことや全体のことを考えて忠言をするのです。これを「勇気」と言わずに何というのでしょう。 忠言されて「何を言っているんだ」と反論するよりも、むしろ「よくぞ言ってくれました。」と感謝しなければならないのではないでしょうか。素直に聞く耳を持てば、必ず「なるほど」と反省し、自分を振り返るきっかけになるものでもありますね。忠言されて反発ばかりしていたら、誰ももう二度と言ってはくれません。叱ってくれる人がいることは、自分にとって大きな財産だとも言えるのではないでしょうか。

親にあいさつできるようになって、一人前

  親に、ちゃんとあいさつができますか?
  親に、「おはようございます」と言えますか?
 「ありがとうございます」と言えますか?
 「すいません」と言えますか?
 「よろしくお願いします」と言えますか?
 「おめでとうございます」と言えますか?

 親にちゃんとしたあいさつが照れないで言えるようになって、初めて、その人は大人になったといえるでしょう。

あなたのなにげなく言った言葉が、誰かを救っている

 「もうダメだ」と思った時、誰かのひと言で、救われることがあります。元気になることがあります。あとになって、「あの時、あなたのこのひと言で、救われたんですよ」と言うと、たいてい言った本人は、「そんなこと、言ったっけ?」と覚えていないものです。言った本人より言われた人のほうが、ありがたい言葉を覚えているものなのです。あなたがなにげなく言った言葉が、誰かをどん底から救っているかも知れません。話すことが、人を救うことにもつながっていくのです。


兄より背が低い少年が、ジャンプ力を鍛えた。

 背が低いからバスケットができない、と思い込んでいませんか?彼は、「バスケットをするには背が低い」と悩んでいました。そして、背が高い兄たちに負けないために、ジャンプ力を鍛えました。そして、とうとう、バックハンド・スラムダンクシュートを編み出しました。彼の名は、マイケル・ジョーダン

 今回は、“5つの言葉”を紹介してみました。どれか一つでも共感していただき、文章を読んで自分なりに考えていただければ幸いです。






ペンリレー

                                   
思い出の先生
                          PTA会長

 皆さんにも、昔の学校生活にはたくさんの思い出があり、そこで自分が成長する過程において、忘れられない言葉や場面、体験などがあったと思います。印象に残るそれらをふと思い出し、なぜそのことを覚えているのか、大人となり親となった今になって理解できたものもあるのではないでしょうか。
 さて、主人の話で恐縮ですが……。
 小学校6年生の時のことです。海岸への遠足の時に、担任の先生が男子全員に「ここから向こうまで、この岩場を渡れるか?」と言われたそうです。そこは、足を踏み外したら大怪我をしそうな危険な場所で、実際は4メートル程しかない距離が子ども心には10メートル以上の長さにも感じられ、主人はギョッとしました。しかし子ども達は一人ずつ真剣に足元を確認し、強く吹く風や恐怖心と戦いながら渡り始めました。中には途中で立ち止まってしまった子もいたけれど、皆に励まされて全員が無事渡り切りました。そのとき先生が「よくがんばった。一生懸命やればみんな出来るんだ。」とおっしゃったので、主人は男として認められたようでちょっぴり嬉しくて、友だちと天に向かって「俺は男だ!」と叫びました。
 これには後日談があります。その先生は親との会合で「もしひとりでも怪我をさせたら、私は教師をやめようと思っていた。」と語られたそうです。もちろんその当時、子どもたちは先生の想いなど知るよしもなかったのですが。
 また、中学3年の時の担任の先生が励ますつもりでかけた何気ない言葉に、「先生は僕のこと、こんなふうに思っていたのか!」とショックを受け、その後、その先生を嫌いになってしまったという経験もあるそうです。


 このように、皆さんにも楽しい思い出や苦い思い出をよみがえらせる先生が必ずいらっしゃると思います。今、自分たちが子どもを通してまず先生を知る時、その行動や言葉を心の中で拒否したり共感したりすることには、今までの自分の経験が影響しているのかもしれません。親の心の中のイメージを感じとってしまった子どもが悩んでしまったり、逆に親の満足した態度に安心し、いきいきと行動できる場合もあったりするかと思います。つまり、親になったとき、恩師から学んだことがその親子関係に影響を与える可能性があるのです。だからこそ、親と子どもは先生との出会いを、今もこれからも大切にしたいと思います。
 毎日の子どもとの会話の中で、親の意見に対し「だって、先生はこう言ったもん。」と言い返されることがあり、そんなとき子どもにとって先生が大きな存在であることを実感します。当たり前ですが、子どもと親、子どもと先生、先生と親の三者の信頼関係は、子どもが育つ環境や教育上大切なことです。だから、この良い関係を継続して更に強くするために、私自身も子どもの話をよく聞いたうえで、「だけど、お母さんはこう考えることもできるよ。」「先生は、きっとこういう意味でお話をしたと思うよ。」と子どもの気持ちを考え、わかりやすく話をすることが必要だと思っています。それは、子どもが安心して理解できることに、ひいては先生との信頼関係を家庭で深めることにつながると思うのです。そしてそのことが、子どもにとって学校生活を豊かにするひとつとなればいいと思います。
 将来「あの先生から、こんな素敵な話を聞いたんだよ。」とか、「すごい剣幕で怒られた、あの必死な顔だけは忘れられないな。」とか、「落ち込んでいるときに、あの大きな声を聞くと元気が出たよな。」などと、大人になって思い出したとき懐かしく感じられるとともに、人間としての成長に深く関わってくれる先生に、子どもたちがたくさん出会えると嬉しいと思います。