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「神様から頂いたもの。障害があろうが、なかろうが命は命。騒ぐ事はないでしょう。」
子ども相談室より−16−
子ども相談担当
たくましい父親の存在が子どもをたくましくする。
近年、「父性の復権」が叫ばれているようです。子どもを生き生きとたくましく育てるために、父親の果たす役割は大きいと言えるでしょう。昔は「慈母厳父」と言い、ふつう父親というものは、厳しくて怖い存在でした。そしてお母さんは優しかったのです。
しかし、最近では友だちのようなお父さんや物分りのよすぎるお父さんが増えてきたと一般的には言われています。そのかわり、お母さんがガミガミ怒るようになってきているのでしょう。そして、お父さんはそこにいないか、黙っている影のうすい存在になってきているようです。いわゆる「怒母弱父」の家庭が増えているのではないでしょうか。
困難な状況に出会うとそれを乗り越えることができない、ひ弱な子どもを多く見受けられるようになったのは、この“ひ弱な父親”にも原因がありそうです。登校拒否とか、家庭内暴力をする子の家庭には、「怒母弱父」の家庭が多いそうです。子ども、特に男の子にとっては、自分のモデルとなるたくましい父親の存在があった方がよいのです。
たくましい父親が家庭に存在するためには、やさしい母親の存在が必要でしょう。父親が威厳を取り戻すためには、母親の女性らしい協力が不可欠と言えるでしょう。それは、俗に「父親をたてる」ということです。
たとえば、父親が疲れてゴロンとしているときでも、『お父さんは今、家族のために一生懸命に働いた後で疲れていらっしゃるのよ。』とその訳を説明してやるのです。子どもの前で夫の悪口を言っても一つもよいことはありません。『あなたもちゃんと勉強しないと、お父さんみたいになるわよ。』と陰口を聞かされて育てば、勉強が嫌いで、父親と母親の両方を疎んずる子どもになると思いませんか?
また、家庭内で重要なことを決めるときに誰が決定権をもっているかは大事です。大きな家具を買う、高価なものを子どもに買い与える、進学先を決める、そういうときに母親は一人で決めずに、必ず父親に相談した方がよいのです。当たり前のことですが。
逆に父親の方は、子育てを母親にまかせっぱなしではいけません。子どもと接する時間をなんとしてでも作り出しましょう。子どもにもっと関心をもち、子どもの心に自分の存在感を示しましょう。ときにはめいっぱい遊んでやり、ときには穏やかにピシッと叱ってやるのです。子育ては、夫婦で協力してやっていく家庭のもっとも大切な仕事ではないでしょうか。とりわけ現代では、父親の父親らしい役割が求められているのです。
昔、世の父親というものは、怖い存在でした。「地震・雷・火事・親父」と言われるぐらい、子どもにとって恐ろしい存在でした(私の父もまさにその通りでした!)。お父さんはめったに怒らないけれど、いったん怒るとお母さんの数倍もこわかったです。そして、いったん言い出すと後には引かないガンコさがありました。「こらっ!お母さんに口答えばか
りして、わがままばかり言うな!」と、ゲンコツが飛んでくることもあり、きちんと謝らないと許してもらえなかったですね。
でも、父親を「怖いな、ガンコだな。」と感じながらも、子どもは心の底では尊敬をしていました。怒られた時は納得がいかなくても、子どもは後で気づきます。お父さんが怒るのには、ちゃんと訳があることを。お父さんは、ぼくのために怒ってくれているんだと。子どもは、お父さんのガンコさをよく分からないけれど、畏敬の念で捕らえます。そのガンコさを、子どもはお父さんの信念だと感じているのです。信念のあるお父さんは、黙っていても存在感があり、たよりになるお父さんでした。しかし、この頃のお父さんは、なんとなく家庭の中で存在感がないのではないでしょうか?そんな気がしてなりません(自分も含めてです)。
それは、家庭にいる時間が少なく、子どもと接する機会が減っているからですが、それだけではありません。
『優しいけど、たよりにならない。いい人だけど、どうでもいい人。』
信念のないお父さんは、子どもにとってそんな存在になってきているのです。親に信念がなければ、子どもはふらふら状態でしょう。子どもは、本当はガンコな親を求めていると言われています。お父さんに限らず、お母さんに対しても、自分を甘やかしてダメにする親よりも、自分が悪いときに真剣に叱ってくれる親を本当は求めているのです。その親のガンコさが、いずれ子どもの信念になるのです。
ガンコさとは、何も子どもを叱り飛ばし、怒鳴りつけ、子どもの前に壁のように立ちはだかることではありません。
子どもを可愛がっても、甘やかさない。
子どもの機嫌をとるために、善悪を曲げない。
悪いことをしたら、その行いをピシッと叱る。
そんなガンコさです。子どもは、「あの時、叱られていてよかったな。」と、後で気づいて感謝するのです。ときに子どもは、自分の悪い行いを本気で叱ってくれる親に愛情を感じるのです。

養護教諭
*2004年です。あけましておめでとうございます。
新しい年、そして3学期がスタートしました。それぞれ今年の自分の目標をたてたでしょうか。
中学部3年生と小学部6年生は、あと3ヶ月で卒業です。その前に自分の進路決定という大きな山が待ちかまえています。他の学年も4月には進級を控え、一まわりも二まわりも成長してほしいと思います。自分自身をしっかりとみつめ、自分の今の状態より少し上の目標を定めて、その実現に向かって努力をしてほしいと思います。
とにかく今年1年、元気に楽しく学校生活を送りましょう。何かあったときには、保健室ものぞいてみて下さい。
今年もどうぞよろしくお願いします。
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<インフルエンザ>
3学期になって、インフルエンザではないかと思われる症状で、欠席する人が出てくると思います。高熱・身体がるい・嘔吐などの症状があらわれたら要注意です。
感染力の強いインフルエンザウィルスは、学校のような集団の中ではすぐに蔓延してしまいます。人にうつさない、人からもらわないように努力をして下さい。
1 うがい・手洗いをきちんとする。
体育の後、掃除の後、給食の前は、特にていねいにして下さい。
2 換気をする。
授業が終わったら窓を開けましょう。上の窓を開けておくのもいいですね。
3 規則正しい生活を送る。
夜更かし厳禁。調子の悪いときには特に、暖かくして早く寝ましょう。
*ありのつぶやき
頭にくることがあった時、あなたはどうしますか?怒りにまかせて言いたいことを言ってしまう、ものに当たる.....それとも多くの人との関わりの中で生きていくためには、自分の感情をストレートに出すのではなく、その時の状況によってコントロールすることも必要になってきます。自分の心の状態をコントロールすることは、体調を崩さないためにも大切ですし、人間関係をよりよくするためにはもっと必要です。社会に出る前にそんな力も身につけて下さい。