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*気持ちのいい季節です
さわやかな秋になりました。とはいうものの、昼間まだまだ蒸し暑い日が続いています。
しかし朝夕は、かなり気温も下がってきています。1日のうちの気温差が大きい時期は、かぜをひきやすいので、衣服の調節をするなどして気をつけましょう。
*10月10日は目の愛護デー
10月10日は、その字の形が目に似ているところから目の愛護デーといわれています。
近視は、遺伝的なものや体質的なものもありますが、多くの場合は仮性近視です。仮性近視は、日常生活で次のようなことに注意をしていると、その進行が遅くなることは確かですし、予防効果も決して少なくありません。
○照明はなるべく明るく
細かい文字を書いたり読んだりするときは、部屋を明るくしたうえで、左斜め前、
または斜め後ろから光線が来るようにスタンドを用いるのがよいでしょう。
(光が目に入らないようにする。)左でペンを持つ人は、反対側からにします。
○テレビは離れて見る
テレビも明るい部屋で見るのがよく、2〜3mは離れるほうがよいといわれています。最近はやりのコンピューターゲームなどは目を酷使しますので、長時間続けてすることのないよう注意しましょう。
○睡眠と休息が大切
目のために大切なのは、十分に目を休めることです。
それには睡眠が、一番よいわけです。身体の筋肉疲労が、ゆっくり入
浴したり、眠ったりすることで回復するように、目の筋肉(毛様体筋)も
血行をよくし、十分リラックスさせる必要があります。
子ども相談室より−10−
教育相談担当
『ピア・カウンセリング』というものを紹介しましょう。
ピア(Peer)とは『仲間、同輩、対等者』という意味です。自分と同じような環境や立場で、同じような経験や感情を共有する仲間に、日常生活や社会生活の中での情報・相談ごとなどを、気軽に、そして、心を開き素直な気持ちで話し合うこと、お互いにカウンセラーとなって自分の考えを打ち明けあうことを、『ピア・カウンセリング』と称しています。ピア・カウンセリングは、仲間同士。友人同士のコミュニケーションを中心とした『気軽な助け合い』『あてにし合う支援活動』をパワーアップさせ、形を持たせて、支援するものと考えられています。
ピア・カウンセリングは、秘密のもれない安全な場所で行います。相談者の悩みに共感して分かち合える仲間になれることから、燃え尽き症候群になってしまったり、息切れを起こしたり、いじめや暴力で悩んでいる人たちにも応用できるものです。幅広い悩みごとを持ち、話を聞いてほしいと思っている人たちが、必ず実践できるものです。
基本的に、ピア・カウンセリングはプロのカウンセラーが行うものではありません。ピア(仲間)としての人間関係をベースとして、相手の話を聞いて考えを明確にしたり、選択肢を増やしたりすることの、手助けの仕方を私たち教師が研修によって身につけることが可能であるし、保護者の皆様も身につけることが可能な技術です。
自分にも返ってくるものがあるピア・カウンセリングは人間関係を築く上でとても有効ですし、自分の成長へとつながっていくことにもなります。カウンセリングという言葉を意識しすぎて理論や治療方法の基本に縛られる必要はありません。相手を否定せず、共感しつつ話を聞いて、ときには質問して相手の考えや感情を整理するサポートをすればいいのです。
ピア・カウンセリングのテーマは、まず相手を理解することです。相手が話す問題に関して、当事者を理解しながら支援します。「○○さんはこういう考えなんだ」というように、相手の問題の明確化を支援します。
他には、問題の範囲・所有者・内容・特徴を考えるための質問も役に立ちます。「それは誰の問題なの?」「どこからどこまでがあなたの問題なの?」「それはあなたが解決できることなの?」「その問題が最悪の状況になったらどうなる?」という感じに、問題をよりよく、より深く理解するためにコミュニケーションをしていきます。そして、相手の考えや感情の整理を手伝います。「とにかく話してみなよ」と言われて、気持ちを打ち明けると、誰でもすっきりするでしょう。このようなストレス解消(カタルシス)効果もあります。
最後に、意思決定の選択肢を広げ、選択したことが実行できるように行動を支援するのです。「他にもっといい方法ってないかな?」「こんなやり方もあるんじゃない?」「決めたんだったらいつやるの?やらないの?どうしたい?」などと質問し、相手の反応を見ます。相手は、問題が何なのか、本当はどうしたいのかなどが分かってきます。また、聞いている側も、自分自身の考え方が、整理されていきます。
ピア・カウンセリングをすると、どんな効果があるのでしょうか。人は、話すことによって感情を浄化し、心を整理することができます。これは、カタルシスという現象で、気持ちを語るだけでストレスが解消されて楽になれます。
悩みやちょっとした相談ごとを、だれにも話せなくなると、ストレスがたまって病気になりやすいと言われてます。ストレスがあっても、自分の本音が話せる人を持っていると、心の病の予防になります。悩みや苦しみがあったとしても、話せる人がいるうちは、まだ大丈夫です。
だれも理解してくれない、家族すらも話を聞いてくれない、という状況になると、悩みを持っている上に人間関係のことまで考えてしまいます。そうした、困惑の状態がひどくなるとストレスは長期化します。ですから、感情の浄化(気持ちをスッキリさせること)や、気持ちを表現することは、人間にとって大変重要なことなのです。「涙を流す分だけ癒される」「涙は最良の治療だ」という言葉を聞いたことはありませんか?
ピア・カウンセリングでのもう一つの効果は、自己明確化ができるということです。自分の考えや問題を人に話すことで、自分自身のことをより理解できたり、考えを整理できたり、問題を改めて考えなおしたりできます。自分を客観的に見ることが、自己の一貫性や統合性を促し、自己評価に影響を与えることができます。
「話してみて、自分の考えが間違っていたような気がしてきました。」「そんなにたいした問題ではなかったみたいね。」などということはよくあるものです。ですから、人に気持ちを話すと、自分自身の考えがうまく整理され、本当の問題を知ることができるのでしょう。
ピア・カウンセリングでは、話を聞く側(ピア・カウンセラー)にも効果が現れます。ピア(仲間)の関係の中で、ピア・カウンセラーは、相手の話に心から耳を傾け、その人が何を考えて、どう感じているのかを考えます。そして、相手の気持ちを明らかにして、解決策や選択肢を発見する支援をします。そうやって話していくことで、ピア・カウンセラー自身も考えがまとまり、何をしたらいいか、相手にどんなことを言ってあげたらいいかが分かってきます。そして、相手に『あてにされる』ことで、自分の存在に意味や価値を感じ、自分自身も成長していくことができるのだと思います。
ピア・カウンセリングは、ピアという仲間や友人や同輩同士で行う、コミュニケーションを主体とした、相互で支援し合う活動です。
お互いが支援しあうことによって癒し癒され、よりよい人間関係をつくり上げることにもつながるでしょう。人の話を聞いてあげることによって、コミュニケーションが円滑になり、人の役に立つことができます。ただ話を聞いてあげるだけで、
「また話を聞いてくれるかな?」
「あなたみたいに私を理解してくれる人って今までいなかったの」
「本当にありがとう。今度、電話していい?」
という具合に、人から信頼されることになることでしょう。すると、自分も相手のことを信頼しながら聞くようになります。そして、人の役に立っているという充実感を持つと、だんだん自分のことが好きになります。
『こんな私でも人に貢献できるんだ』という自己肯定的な考えが生まれてきます。
人間関係は『しかえしとおかえし』で成り立っています。だれかに何かしてもらったら、「おかえしをしよう」と思います。人にいやなことをされたら、「しかえししてやろう」などと思ってしまったりしますよね。
ピア・カウンセリングは『おかえし』だと思ってください。自分のまわりに、「おかえしをしたいな」と思っている人がいたら、その人はよく自分の話を聞いてくれた人ではありませんか?あなたのグチを聞いてくれたり、落ち込んでいるときにつき合ってくれたり、ときには一緒に泣いてくれたりするのがピア(仲間)です。
人の相談にのったり、カウンセリングをすることなど、自分には難しいと思うかもしれません。親しい人に何か相談されて、励ますことも助言することもできず、「何もできないな、役に立たないな」と思うこともあるかもしれません。
しかし、それでも『聞くこと』は大事です。
「そんなに大変だったんだ」「それは本当に辛いことだね」などと言ってもらえるだけで救われることがあるでしょう。そこで、安易に励ましても相手に気持ちが届いていないこともありますし、助言をしても受け入れられないこともあります。ピア・カウンセリングの中では、とにかく相手の話を聞いてあげることが大切です。
