家庭、地域社会、学校を結ぶ情報通信 NO312
2003年(平成15年)9月19日発行
発 行 所 台中日本人学校 電 話 2567−2079
FAX 2567−2085
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校長室より
校 長 松 井 幹 夫
1.授業参観・学級懇談会を終えて
二学期が始まり3週間が経ち、子どもたちは落ち着いた雰囲気の中で、学習に励み、一人ひとりの力を十分発揮しています。
13日の土曜授業参観・学級懇談会には、ご多忙にもかかわらず、大勢の保護者の皆様にご参加いただきありがとうございました。子どもたちの学習の様子は如何でしたか。
第1校時は、担任による授業で日頃の子どもたちの頑張りを見ていただけたことでしょう。第2校時は、担任以外の教師による授業も多く、子どもたちの違った一面も見ていただけたと思います。また、懇談会では、多数の建設的なご意見が出たとのことを担任より聞きました。ありがとうございます。今後の学校運営の参考にさせていただきます。
2.SARSの恐怖再びか
8日(月)、シンガポールで男性1人が、検査で新型肺炎「重症急性呼吸器症候群」(SARS)陽性と診断されたとのニュースがありました。以前から、WHOもインフルエンザが広まる冬季に再流行があるのではと懸念していましたが、現実になってきました。
春から初夏にかけての流行時、運営委員会、PTA、保護者の皆様方の協力で、台中日本人学校は、無事乗り切ることができました。学校では、子どもたちに今後も手洗い・うがい等の励行を指導しますが、ご家庭におかれましても、以前配布しましたプリントをもう一度参考にしていただき、「備えあれば憂いなし」の気持ちで、子どもたちの健康に配慮していただければ幸いです。
3.自分の身(命)は、自分で守る
プリントでお知らせしましたように8月29日(金)午後6時30分頃、本校児童が保護者と公益路・華美街交差点付近の橋を通行中に、不審な男に突然襲いかかられるという事件が発生しました。台湾の治安は、世界的にみて良い方であると言われていますが、やはり外国です。治安の比較的良い日本に住んでいた私たちは、外国に出ると安全への配慮が足りないとよく言われます。学校でも、「自分の身(命)は、自分で守る」を安全教育の中で取り上げていきます。ご家庭でもあらゆる場面を捉えて、事故・犯罪等を未然に防ぐ方法を話し合ってください。不幸にして事故・犯罪等の被害に遭ったり、特異な体験をしたりした場合には、警察等に事件の通報または相談してください。
4.避難訓練
今日、地震を想定した避難訓練を行ないました。台湾では、1999年9月21日(火)に、9・21台湾大地震が発生しました。日本人学校も大きな被害に遭い、現在の地に移転しました。地震はいつ起こるかわかりません。日頃から、心がけや準備が大切です。学校では、いざ地震というときに、子どもたちが安全に避難できるように、「避難訓練」の日を決めて訓練を実施しています。ご家庭でも、地震が起きたら火の元をすぐに消す、あわてて外へ飛び出さない、机の下や柱の多い場所に逃げる、高い所にいるときもあわてて窓から飛び降りたりしない、高い建物の側に逃げない、狭い道や川縁には近寄らない等の諸注意の確認、家族がバラバラになったときに落ち合う場所も考えておく必要があります。一度、わが家の避難計画をしっかりと立ててみてください。
窓
始業式
8月25日 一週間早い始業式が行われました。
全校生徒しっかり整列できています。
2学期の目標を代表生徒が読みました。
全校朝会
9月8日 中野先生より中秋節、国慶節についての説明がありました。
授業参観
9月13日授業参観、および学級懇談がありました。多数のご出席ありがとうございました。


着衣水泳
小学部1・2年生は、着衣水泳の授業を授業参観の日に行いました。
ペ ン リ レ ー
ここには、保護者や地域の方、学校関係者からの思いをリレーの形で掲載させていただきます。今回は、台中日本人学校 中2担任と中3担任です。
「オープンスペースで学んだこと」
台湾に来て3年目の夏が終わりました。振り返ってみれば本当に早い年月だったように思います。今年は3年目にして中学部の生徒を担任することになりましたが、最初の年から2年はずっと小学部の子どもたちと過ごしてきました。日本では、中学生と過ごすことが多かった私にとって、小学部の子どもとの学校生活は新鮮で、毎日が発見と驚きの連続だったように思います。そんな毎日でしたが、最初の頃にとまどった事の1つがオープンスペースでした。
「オープンスペースは教室の延長」と、先輩の先生に言われながらの使用でしたが、実際はその使い方だけでなく、隣の教室の様子が手に取るようにわかってしまうその構造に、なかなか自分のペースがつかめずに、毎日を過ごしていたように思います。
絨毯の敷かれたその空間は、子どもたちにとっては格好の遊び場であり、いすや机の並ぶいわゆる「教室」とは全く違った活動が出来るため、休み時間のほとんどをこの空間で過ごす子どもの姿が見られました。休憩時間になると、とりあえず上靴を脱ぎ、絨毯の上で過ごす子どもたちの姿は3年前もそして今も変わらないように思います。
しかし、当時、私はオープンスペースの使い方にまだ十分慣れていませんでした。それは私だけでなく子どもたちも同じらしく、様々なトラブルが起きました。時には怪我をする子どももいました。学校生活が安全に過ごすことが出来る、というのは当然のことですが、絨毯の敷かれた空間で、まさしく「安全ではないだろうなあ。」と思われる活動が日々繰り返されていたのです。それは、初めて与えられた便利な物をどうやって使っていこうか、試行錯誤を繰り返す毎日だったように思います。「オープンスペースはないほうがいいなあ。」と考えることも何度かありました。
ところが2年目に入ると、オープンスペースの良さがだんだんわかってくるようになります。日本でもこのオープンスペースが取り入れられている学校があるようですが、その数はまだまだ少なく、そういった意味では小学部に取り入れられたこのオープ
ンスペースは台中日本人学校の大きな特色の1つであると思います。最初の頃はオープンスペースに入っていく子どもを、教室内から見ていることが多かったのですが、だんだんと自分も子どもと一緒になって、この空間で過ごす時間が増えてきました。
そして3年目、中学部の子どもたちに言う言葉が「壁を壊してオープンスペースにしようか?」なのです。中学部教室で感じる狭苦しさはやはり、このオープンスペースがあるかないかの違いのようです。
今、子どもたちと学校生活を過ごす中でオープンスペースで学んだことがいろいろな場面で生きている気がしています。今年は中学生と接する機会が多いですが、小学部の子どもたちが休み時間などに声をかけてきてくれます。中学生たちもオープンスペースが好きらしく、昼休みなると低学年の子どもたちと一緒にオープンスペースで騒ぐ姿が見られます。まだまだオープンスペースから学ぶことは多そうです。
単位のおはなしから・・・
今,ちょうど中1,中3の理科の授業で,力の単位ニュートン(記号N),中国語では牛頓を教えています。ちょっと聞き慣れない単位かもしれません。それは日常の生活では,あまり使われないし,これまでの日本の中学校の理科では,力の単位にg重,kg重が使われてきたからでしょう。
g重,kg重……質量1g,質量1kgの物体にかかる重力の大きさ
2003年(平成14年度)の教科書からは,新しい力の単位としてニュートンを使っています。ちなみに1Nは,質量1kgの物体の速さを1秒間に秒速1m速くする力の大きさですが,中学生にはちょっと高度なので,
1N……質量約100gの物体にかかる重力の大きさ
として,教えています。
教科書で使われる力の単位が変わったので,圧力の単位も変わりました。これまでは,g重/cm2,kg重/m2 だったのがN/m2 (ニュートン毎平方メートル)つまり,パスカル(記号Pa)に変わりました。この変更は,国際単位系(略称SI)に統一によるものなのですが,有名な科学者の名前のついた単位が,多く教科書に登場してきました。
そろそろ,「もう,やめてぇ〜」となりそうなので,以前,私の友人(理科の先生)が大騒ぎをした「笑った単位」の話をしたいと思います。それは,一通の電子メールからでした。内容は…。
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日本○済新聞 11月16日 朝刊(ジュネーブ発 西山 章)
スイスの保養地、ダヴォス・プラッツで11月10日から11月14まで行われた,世界知覚認識学会(ミシェル・ポーター会長)で,北○道大学医学部の斉藤信(まこと)教授が提唱した,痛みを表す「hanage」と言う単位を世界で共通の単位とする事が承認された。
本来,痛みは個人差が大きく,同じ刺激でも主観によって感じ方が異なるため,客観的に数値で表すことは不可能であると思われていた。しかし斉藤教授は,鼻の粘膜は人体の中で一番個人差が小さい,という事に注目し研究を進めた結果,1cmの鼻毛を1N(ニュートン)の力で,引っ張る時に生じる痛みを,1hanageと定義出来ることを発見し,そして今学会で単位として承認された。 斉藤教授によると,足の小指を角にぶつけたときの痛みは,2〜3Khanage(キロハナゲ),お産の時の痛みは2.5〜3.2Mhanage(メガハナゲ)になるのだそうだ。
「痛みを数値で表すことにより,正確な治療に役立つ。」(斉藤教授)そうで,今回の発見は,大変画期的だそうだ。
「日本人の提唱する単位が世界で認められるのは,非常に珍しい。」(京○大学横田昌平教授)そうで,日本発の「グローバル・スタンダード」は、驚きをもって迎えられている。
(日○新聞から抜粋) ※一部伏せ字にしました。
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こんな単位あるわけないですよね。この話は,有名なのでご存じの方も多いかと思いますが,1998ごろに流行ったチェーンメールです。でも,読めば読むほど真実ぽいですよね。実際の団体名や有名そうな団体,人名が使われているし,説明が最もらしくて,つい騙されてしまいそうです。このお話は,同様の内容で永井花外教授が提案したとか,痛みの例題にクスッと笑えるものがあり,読んでいると「なんだ,ウソか」と分かるものもあるのですが,上記のように書かれるとホントかウソか分からなくなってしまいます。よく,伝わる話は,「〜かしら」→「〜らしい」→「〜だって」と変化するようです。このお話もクスッと笑えるものから,真実みを帯びたものへと変化していったのかもしれませんね。現在,色々なメディアから多くの情報が伝わってきます。その中から何が真実なのか見極める力,また,真実を正確に伝えていく態度を養っていかなければいけませんね。
子ども相談室より−9−
教育相談担当
人と比べて育てない。みんなちがって、みんないい。
お父さんやお母さん、こんな言葉を子どもたちに言った記憶はありませんか?
現在、学校教育の中でも大きな課題となっているものに、不登校児童生徒の増加と“すぐにキレる子どもたち”の存在があります。この両者に共通して言えることは『自己評価の極端な低さ』ということです。
「引きこもりにしても、キレる子どもにしても、心身症、摂食障害、家庭内暴力、自殺、人格障害、非行、少年犯罪、すべて、いちばん根っこの問題はここにあります。」と医者でありカウンセラーでもある明橋大二さんは、著書『輝ける子』の中で述べています。
自己評価、英語ではself−esteem(セルフエスティーム)といいますが、自己肯定感とか、自尊感情と言われることもあります。自己評価とは、自信があるとかないとか、という以前のレベル、自分は生きている意味がある、存在価値がある、自分は大切だ、必要とされている、という感覚のことです。
いろいろな症状や気がかりな行動を示す子どもたちには、一様に、この感覚が、決定的に欠如しているそうです。要するに、自分は大切な存在だと思えない、必要な存在だと思えない、自分の存在価値がない、自分は生きている意味がない、そこまで子どもたちは思っているのだそうです。子どもの症状や気になる行動の背景には、必ずと言っていいほど、この気持ちが隠されていると明橋先生は述べられています。皆さん、思い当たることはありませんか。
最初に書いた言葉のように、人と比べられて育った子は、決して自分のことを好きにはなれないでしょう。自分のやることに自信がもてず、いつも劣等感を抱いて、『どうせ自分はダメなんだ』と思い込んでしまうでしょうね。自分自身への鬱積(うっせき)した思いは、その子を精神的に弱い子どもにしていく可能性が非常に高いと思います。その精神的な弱さが、現代では不登校や引きこもりにつながることもあるようです。
不登校や引きこもりの原因は、ふつう本人にもまわりの人にもよく分かっていないようです。たいていは、学校のあり方や友人関係に問題があると言われています。しかし、学校や友人関係に問題があっても、本人は「学校に行きたい、でも行けない」と苦しんでいる場合が多いのです。「どうしてぼくは学校にいけないんだ・・・。」と、自分を責めるようにもなります。そして、よけい自分の殻にこもってしまうことがあります。ときに、そのやるせなさは、激しく家族に向けられることもあります。「ぼくがダメなのは、ぼくを生んだお母さんとお父さんのせいじゃないか!」と、鋭い矛先を親に向けていきます。家の中で手がつけられないほど暴れる場合もあります。自分自身に対するイラダチが、自分でも驚くような行動をとらせるのです。
このような例を、生徒指導を専門に行っていた原籍校で数多く見てきました。決して本の中だけの世界ではありません。身近なところに同じような課題は潜んでいます。親も子どもも、そして関わった教師も含め、みんなが共通の悩みを抱えることになるのです。
人は、人と比べられ、けなされて育つと、いずれ他人をけなし、排斥したくなるでしょう。他の子どもと比べてほめるのも、あまりよくないそうです。優越感はいずれ劣等感に転じるからです。人間は、他人と自分を比べることでは、決して幸福になれないと思います。この世には、誰ひとりとして同じ人間はいません。あなたも、あなたの子どもも、他の人とはまったく違う存在です。誰でもその人らしいよさをもっているはずです。あなたも、あなたの子どもも、今のままで十分にすばらしい存在です。ただ、そのすばらしさが、人と比べることで見えなくなっているだけなのかもしれません。
その子のよさに目を向けましょう!
おまけ〜相談室裏の話4〜
親って、「ないものねだり」なのかも知れませんね。私の親も私に多大な期待をかけていたようです。「自分が果たせなかった○○をやってほしい」とか学生時代に野球をやっていた親父は息子を野球部に入れて甲子園を目指させたかったようです。でも、小学生の頃は病弱で運動神経もあまりなく軟弱だった息子は、いつも1歳年上の姉にバカにされていました。そんな経験からか、中学生になり部活動に入るとき、息子は思いっきり父親が「あんな軟弱なものは男のスポーツじゃない!」と反対していたテニス部に入部したのでした。
テニス部では厳しく鍛えられ、自分自身も福岡県大会に出場するまでの技術は身につけることができ、頑固な親父も少しは息子の努力を認めてくれたようです。しかし、今でも一緒に酒を飲みながら「お前は本当に軟弱だったよな。だからお前の息子も泣き虫なんだ!」と、今度は孫にまで文句を言うんだからどうしようもありません・・・。
2003年度(平成15年度)子ども相談
1学期子どもアンケート集約・分析結果
子ども相談担当
○はじめに
| 本年度は1学期(6月)に台中日本人学校の子どもたちの現状を把握するために「子どもアンケート」を実施しました。このアンケートから見えてくる子どもたちの実態から、2学期以降の学級における生徒指導や学校全体での教育相談、行事に対する具体的な取り組みを検討していくことができればと考えています。 |
1.アンケート項目の集約
@台中日本人学校に来ることになって、楽しみにしていたことがありますか
ア.あった(110人/114人:96%) イ.なかった( 4人/114人)
※イを選択:中1(2人) 中3(2人)
Aどんなことを楽しみにしていましたか。2つまで選んでください。
ア. どんな友だちができるかな (82人)
イ. どんな先生がいるかな (53人)
ウ. どれくらい暑いかな ( 5人)
エ. 中国語を覚えられるかな (24人)
オ. その他 (30人)
B台中日本人学校に来てお友だちができましたか。
ア. すぐにできた (77人:68%)
イ. 少し時間がかかったけどもできた (21人:18%)
ウ. なかなかできなかった ( 6人)
※ウを選択:小1(3人) 小2(2人) 小5(1人)
C台中日本人学校に来る前に心配なことはありましたか。
ア.あった(69人:61%) イ.なかった(44人)
D「あった」人は特にどんなことが心配でしたか。2つまで選んでください。
ア. 新しいお友だちができるかな (44人)
イ. 先生はこわくないかな (18人)
ウ. どれくらい暑いのかな ( 4人)
エ. 勉強はむずかしくならないかな (30人)
オ. 日本語しか話せなくても大丈夫かな (17人)
カ. その他 (20人)
E「あった」人は今でもそのことで困っていますか。
ア. 今はもう困っていない (45人)
イ. 少し困っている (28人)
ウ. 今も困っている ( 2人)
※ウを選択:小2(1人) 小5(1人)
F台中日本人学校に通うのは楽しいですか。
ア. とても楽しい (73人:64%)
イ. まあまあ楽しい (35人:31%)
ウ. あまり楽しくない ( 6人)
エ. 楽しくない ( 0人)
Gアとイを選んだ人は、特にどんなことが楽しいですか。2つまで選んでください。
ア. 友だちとおしゃべりしたり遊ぶこと (92人)
イ. 先生とおしゃべりしたり遊ぶこと (31人)
ウ. いろいろな授業をうけること (18人)
エ. クラブや部活動の活動 (32人)
オ. いろいろな行事に参加すること (19人)
カ. その他 (10人)
Hウとエを選んだ人は、どうして楽しくないのか、理由を2つまで選んでください。
ア. 友だちがあまりいない、できないから ( 2人)
イ. 苦手な先生がいるから ( 6人)
ウ. 勉強がむずかしいから、分かりにくいから ( 2人)
エ. クラブや部活動がおもしろくないから ( 1人)
オ. 行事が多くて忙しい、きらいな行事があるから ( 2人)
カ. 友だちとの関係がうまくいっていないから ( 4人)
キ. その他 ( 4人)
I学校から帰ってお友だちと遊ぶことはありますか。
ア. ほとんど毎日遊ぶ (16人)
イ. 週に1〜2日ぐらい遊ぶ (26人)
ウ. 月に1〜2日ぐらい遊ぶ (21人)
エ. ほとんど遊ばない (45人)
※アを選択:小1から小5まで 小6から中学部は0人
イを選択:小1から中3まで
ウを選択:中学部に多い
エを選択:小4以上から中学部に多い
J学校以外では特に何をしているときが楽しいですか。2つまで選んでください。
ア. 外で遊んでいるとき (51人)
イ. 家でテレビゲームをしているとき (45人)
ウ. 本やマンガを読んでいるとき (41人)
エ. 何かスポーツをしているとき (41人)
オ. その他 (32人)
K台中(台湾)で生活していておもしろいことや楽しいことがありますか。
ア.ある(94人:82%) イ.ない(18人)
Lアを選んだ人はおもしろいことを教えてください。
小1:ハムスターをかえてよかった。プールにはいれてよかった。ゲームができてよかった。
いちごとおさかな。ぶらんこ。すべりだい。でんしゃがとおらないところであそぶのがすき。がっこうにくるのがすき。やまとうみ。ぽんふー、たろこ、ふぁーれん。プールはたのしい。やたいのものがおいしい。よいちがたのしい。おまつりがたのしい。
小2:おかしの中におかねがはいっているおかしがあって、あたるか楽しみです。いとことあそぶのがおもしろい。なわとび。いろおに。はやくちことば。ピアノ。おにごっこ。くさかべ先生とあそぶのが楽しい。かぞくといっしょにこうえんであそぶこと。マクドナルドのアイスクリームがおいしい。こうえんで木にのぼるのがたのしい。みんなとあそぶのがたのしい。きゅうぞくぶんかむらがおもしろい。じんとりがたのしい。
小3:市場がおもしろい。よいちがおもしろい。市場がにぎやか。お店がとくにおもしろい。ゆうえんちが一番おもしろい。海がたのしい。海でおよいだり貝がらをひろうこと。
小4:一番なかがいい友だちとあそぶのがたのしい。友だちがたくさんできていっしょに遊ぶこと。日本とちがってすいしょう市場など、夜市にお母さんといっしょに行くことが楽しいです。家族でお出かけしたりお買い物したりすることが楽しい。昼休みに遊ぶこと。お父さんが休みの時は車をかりていろんな所に行くのが楽しい。遊園地に行くことが楽しい。台湾の名物が食べられるからおもしろい。台湾人のお友だちがいっぱいできて、いっしょに遊んでいておもしろいです。友だちと先生といっしょに遊んで楽しい。
小5:えびつりが楽しい。中国語の勉強。くだものがおいしい。野菜や果物がとてもい安い。テレビチャンネルが多い。自然が少し多い。友だちと遊ぶことが多くなってひまじゃなくなって、学校から帰ってきた後が楽しくなった。友だちが作りやすくていっぱい遊べること。いとこたちと遊べること。前の学校よりいい学校だ。ひみつの場所でカードを買えること。
小6:台湾の人は優しいから、よく声をかけてくる。緑がたくさんあって、おいしい果物が食べられるから。よく外に出て台湾人と遊ぶこと。台湾はいつも日本語を間違える⇒パチンコをパチソコと書いたり(笑)。日本人だけじゃなくて台湾の人たちとも友だちになれるから。
台湾の中で旅行ができるから。いろいろな事が学べるから。いろいろな人とふれあえるから。日本ではけいけんできない事ができるから。
中1:いろいろな人にめぐりあえる。友だちとどこかへ遊びに行ったりすること。台中はいろいろな名産物もあり、祭りもいっぱいあるので、楽しくておもしろい国です。いろいろな店や夜市があって、外に出て行くといろんな発見ができてとても楽しい。果物がいっぱい食べられるから。プールでいっぱい泳げるから。いい友だちがたくさんいるから。マーラーワンなどの遊び場はとてもおもしろいと思います。台湾人と中国語で会話ができる。景色がきれいで夜市などがいっぱいあるから。英語の塾とかで友だちをいっぱいつくれた。台湾の人たちは優しい。妹と遊んでいると必ず台湾の子たちが「いっしょに遊んでいい?」と言われていっしょに遊んだことなど。台湾の友だちと遊んだり、休みの日に家族でドライブしたり。
中2:デパートなどに行くと、様々な国籍の人が見れて結構面白い。台湾の夜市や市場がとてもにぎやかでおもしろい。台湾のテレビ番組もたまにおもしろいのがやっています。このごろの天気がおもしろい。家族と一緒に海へ行ったり、友だちとパーティーに行ったり、旅行に行ったりすることが楽しいと思います。家族3人でデパートや公園で食事をするのが一番楽しいことです。家が日本と比べて広いので家の中でもいろいろなことができる。おいしい果物を安くおいしく食べられること。学校でほかの学年とも話ができること。町の様子は見ていておもしろい。まちがった日本語を使った看板やコピー商品などを見つけるとおもしろい。
中3:親戚の人がいて楽しいし、まぁいろいろ。たまに自転車に乗ったときに犬が追いかけてきて逃げるのがおもしろかった。夜市などでいろんな物が売ってあるので、それを買うことなど。家族みんなで郊外に言って遊ぶこと。新しいことを街中で発見したとき。いろいろな伝統行事に参加することなど。休日に第三市場とかに行って服などを見たり、いとこたちといっしょに遊んだり・・・。現地校で一緒にアーチェリーをさせてもらったり、バスケをしたり台湾の人と遊べること。1年中自転車で移動できること。台湾は日本と違うところがいろいろあって毎日が新しい発見です。いい所・悪い所、日本に住んでいる子には分からない所がいろいろ知れて、世界の大きさを知れたこと。食べ物・飲み物・果物が豊かで住み心地がよい所。人々の心が温かい所。時々看板に日本語で書いてあるけど、その日本語がまちがっており、たぶん「パチンコ」と書いたのだろうが「パチソコ」になっていた。休日など、たまに家族で外にでかけると、とてもにぎやかな場所がたくさんあって「いいなぁー台湾!」と思う。語学交換をすること。台湾には母国語だけでなく英語を話せる人もたくさんいるので、そのような人々と交流できることがとてもうれしいし、楽しいです。たくさん美味しい食べ物があることです。特に台湾の果物は、絶品かな!!台湾の文化を体験できる。あとは、台湾の人は明るい。話していると楽しい。面白いことは、よく町で台中日本人学校の先生に出会う!
2.「1学期子どもアンケート」の実施後の分析より
子どもたちの現状把握のため『子どもアンケート』と題して小学部1年生から中学部3年生までを対象としてアンケートを実施しました。アンケートの質問項目は大きく分けて2つの視点を設けています。一つは子どもたちが台中日本人学校に来る前に、台湾や台中日本人学校に対してどのような期待や不安を感じていたか、もう一つは実際に台湾(台中)にやってきてどうだったかという事について、様々な側面から質問項目を設定しました。
このアンケート結果から、次のようなことが考察できました。
まず、台湾に来る前において、多くの子どもたちは基本的に日本国内での転校と同じように、学校での友だち関係について一番期待や不安を持っていると言えます。しかし、転入生はほとんどの子どもたちが早い時期に友だちができ、心配事は解決している様子で、学校への適応はほぼ満足できる状態であると考えられます。また、来る前に楽しみにしていたことは、低学年では周囲からいろいろな話を聞かされて暑さのことや中国語のことについての関心が見られるものの、高学年になるにつれてそういうことはあまり気にならない傾向になり、むしろ期待することよりも友人関係や学習面・進路面での心配をする割合が多くなることが分かります。
そして実際に台湾にきてからの生活においては、学校の中での生活をとても楽しみにしているが、学校以外では行動の制限が多く、自由に外出するすることが困難な環境であるため、少数の友人か、あるいは一人で家の中で遊ぶことが多いという傾向にあることが分かります。このことからも、学校生活の中での子ども同士のふれあいが日本以上に重要であると言えます。
また、記述での回答からも分かるように、実際に台湾で生活していて楽しいと思えることは、台湾ならではの夜市や豊富な果物、伝統的な文化など、あるいは旅行などが特徴的である。不満に思うことは日本の物が手に入りにくいこと、台中の環境や治安の悪さや不便さなどである。物があふれている日本とは違い、心の豊かさが育ちやすい環境にあるとも言えるのではないでしょうか。
そして、クラブ活動や部活動が日本国内の学校に比べて物理的にかなり制限されてしまっているので、それに代わる体験的な学習活動を考えたり、あるいは総合学習の時間の活用を考えることが必要です。
今回のアンケートを実施して、より具体的に子どもたちの思いや生活の実態を把握することができたと考えています。特に台中の生活においては、活動範囲の限られた中で起こるストレスをどう緩和していくか、いろいろな体験をどのように実践していくかを考えなければなりません。本校独自の特徴を的確に捉え、様々な制限を乗り越える手段や対策を考えていく必要があります。
たとえば、在外にいるということを生かした国際理解教育(現地理解教育)の実践ができるはずです。台湾の文化や芸術の素晴らしさを理解すること、あるいは現地校との交流、国際理解や現地理解の視点をもった授業を行うことで台湾の良いところを見つけることができるでしょう。
また、少人数であるために個々の子どもたちの様子を詳しく把握することが可能であるし、学年を越えて気兼ねなくふれあえるよさもあります。高学年の回答にもあるように、児童会や生徒会活動などでは学年を越えてリーダーとして活躍できる機会も多く、積極的に意見を発表できる場としても活用できます。様々な行事の取り組みにおいて、主体的に子どもたちが活動できるような工夫をしながら、少しでも交流や活動の範囲を広げる取り組みを進めていくことが大切であると考えます。そしてそれぞれの子どもの個性や長所をより生かした教育活動を考えていくこと、何よりも人権の視点をもった取り組みを行うことで子どもたちに「思いやりの心」「命の尊さ」「自尊感情を高める」など、人として生きていく上で大切な心情を育んでいくことがこれからの大きな課題だと考えています。
2003年度子ども相談の活動について
本年度の子ども相談(教育相談)を担当しているのは、派遣3年目の日下部教諭と派遣1年目の岡安教諭の2名です。4月の大王やしでも紹介しましたが、本年度は教育相談体制を確立することを活動の中心としています。4月から計画的に職員研修を実施し、子どもたちの状況を把握して学校全体で共通理解する取り組みを進めています。今回お知らせした『子どもアンケート』もその取り組みの一環です。私たち教員の意識と子どもたちの意識を比較検討し、より具体的に子どもたちの思いを理解した上で学校の教育活動を行っていくことが目的です。
これ以外にも、教育相談室前に相談希望用紙を置いています。ストレスや悩みを抱えている子どもたちの心の負担を少しでも軽減するために、2人の子ども相談担当者が主に昼休みの時間を使って教育相談を希望する子どもたちの話を聞いています。1学期から現在までの間に小学部高学年から中学部の子どもたちを中心に多くの子どもたちが利用しています。
図書室便り
本年度新たに注文した本が届きました。これから小学部と中学部の学習委員会の子どもたちを中心に貸し出しを行うことができるように整理をしていきます。楽しみにお待ち下さい。
新刊図書案内
1.小学部低学年向き
2003年絵本新刊ベストコレクション(全17巻)
@あかちゃんのゆりかご:レベッカ・ボンド 作 さくまゆみこ 訳
Aうたってくださいことりさん:五味太郎
Bおかし・な・ごはん:山岡ひかる
Cおばあちゃんの日:くりたさおり
Dおはようミントくん:かわかみたかこ
E雲へ:黒井 健
Fしりとり りりい:フジイ フランソワ
Gだいじょうぶかしらねずみくん:五味太郎
Hたびするとこやさんチョッキーノ:すぎたひろみ
I月夜のバス:杉みき子 作 黒井 健 絵
Jトラリーヌとあおむしさん:どいかや
Kなぞなぞぞうくん:フジイ フランソワ
Lぶたのチェリーのおはなし:やまだうたこ
Mもしも、そばにいぬがいたら:河原まり子
Nやまのやまびこ:つちだのぶこ
Oよみっここよみ:フジイ フランソワ
Pわたしのおいわいのとき:バード・ベイラー 文 ピーター・パーナル 絵
2.小学部中学年向き⇒今回は小学部三年生教室に置く“学級文庫”です。
学級文庫にピッタリ!新・おはなし文庫三年生(全10巻)
@イソップ童話 三年生:三田村信行 編著
Aグリム童話 三年生:斉藤 洋 編著
Bアンデルセン童話 三年生:末吉暁子 編・著
C世界の名作童話 三年生:宮川健郎 編・著
D日本のむかし話 三年生:千世繭子 編・著
E世界のむかし話 三年生:ときありえ 編・著
F世界のわらい話 三年生:久保 喬 編・著
Gおばけ・ゆうれい話 三年生:西本鶏介 編・著
Hことわざ物語 三年生:西本鶏介 編・著
I科学なぜどうして 三年生:久道健三 編・著
3.小学部高学年向き
教科書にでてくる「学研まんが人物日本史」(全21巻) 樋口清之 監修
@ヤマトタケルノミコト−神話の中の英雄 K足利義満−花の御所と金閣寺
A卑弥呼−まぼろしの女王 L織田信長(安土時代)−乱世の戦い
B聖徳太子(大和時代)−仏教伝来と法隆寺 M豊臣秀吉(桃山時代)−天下の統一
C天智天皇−大化の改新 N徳川家康(江戸時代前期)−関ヶ原の合戦
D聖武天皇(奈良時代)−大仏にこめたいのり O徳川家光−キリシタン追放と鎖国
E藤原道長−藤原氏の全盛 P勝海舟−江戸城の明けわたし
F紫式部−はなやかな源氏絵巻 Q西郷隆盛(江戸時代後期)−官軍の総大将
G平清盛(平安時代)−平氏一門の栄え R大久保利通
H源頼朝(鎌倉時代前期)−源平の戦い S福沢諭吉(明治時代)−新しい文化と学問
I源義経−平氏追討の戦い 21伊藤博文(明治時代)−維新と文明開化
J北条時宗(鎌倉時代後期)−元寇のあらし
4.中学部向け
好きな仕事実現シリーズ(全7巻) 学研編集部編
@福祉の仕事なり方完全ガイド
A医療の仕事なり方完全ガイド
B国際機関の仕事なり方完全ガイド
C音楽の仕事なり方完全ガイド
Dファッションの仕事なり方完全ガイド
Eお店と会社はじめ方完全ガイド
F動物・ペットとふれあう仕事なり方ガイド
5.学部共通
ほのぼの絵本シリーズ(全9巻)
@いとしのウルトラマン:宮西達也
Aおしえてウルトラマン:宮西達也
B君のためにできるコト:菊田まりこ
Cいつでも会える:菊田まりこ
Dはっけよい ごりまる:国松エリカ
Eキミに会いにきたよ:田村みえ
Fえがおのむこうで・・・ ・・・:田村みえ
Gいいきぶん easy to be happy:こうのみほこ
Hバンロッホのはちみつ:井口真吾
6.教師・保護者向け
教育現場に役立つ子どもたちの心を知る本(全12巻)
@学力再生(新訂増補版):陰山英男
A集中できない子どもたち:榊原洋一
B授業を変える 学校が変わる:佐藤 学
Cやる気を培う!:関根正明
D子どもからのSOS:警視庁少年育成課
Eとべ!緑の教室:小原康子
F世界でいちばん受けたい授業:藤原和博
G世界でいちばん受けたい授業2:藤原和博
H嫌な子ダメな子なんて言わないで:高山恵子
I先生が生まれたとき 怪獣いた?:村田道子
Jいま、教師は何をすればいいのか:善元幸夫
K本当の学力がつく「新しい算数」:吉川成夫
スポーツだけが体力ではない。知性もまた、体力である。徹夜で哲学の
難解な本を読むことも体力である。将棋で何十手も先まで読むことも体力である。数学の問題を考え続けることも体力である。
ウエイトトレーニングで、筋肉がどんどん鍛えられていくように、考える訓練を積むことで、考える筋肉や持久力がどんどん鍛えられていく。
頭の中が、熱を持ってオーバーヒートしてくるのがわかる。
これから『読書の秋』を迎えます。台湾ではなかなか季節の変化をとらえるのは難しいかもしれませんが、空気の変化、雲の変化、草木の変化など身の回りの小さな変化に気づくことで季節の移り変わりを実感することができるでしょう。勉強や仕事に疲れた時にちょっと一休みして夜の空気を吸ったりしながら、「ちょっと読書する」ってのもいいかもしれませんね。