家庭、地域社会、学校を結ぶ情報通信                       NO309

2003年(平成15年)6月27日発行

大 王 や し

 

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校長室より

校 長  松 井 幹 夫

1.いよいよ待ちに待った水泳授業が始まりました

本年度は、子どもたちが楽しみにしている学校行事が、SARSの影響で縮小・延期・中止になっています。水泳授業も、諸般の事情を配慮して、1日に1回1グループで実施することにしました。

例年に比べ、週1時間の水泳授業ですが、子どもたちは、今まで以上に真剣に取り組んでいます。また、教職員も、子どもたちの健康・安全に十分配慮して指導しています。保護者の皆様におかれましても、朝の健康観察・検温に今まで以上に注意していただきますようお願いします。                

水泳授業開始に先立ち、小学部3年生以上の児童生徒が、体育の授業時間を使いプール清掃を行いました。誤って体操服を濡らした子どももいましたが、自分たちが使うプールを美しくしようと一生懸命働く姿には、頭の下がる思いでした。頑張ってくれている子どもに、「見違えるほど美しくなったね、ありがとう」と、声をかけると、何人かの子どもたちから、「私たち、みんなが気持ちよく泳げるように、プールを美しくしています。」と、いう言葉が返ってきました。この言葉から、台中日本人学校の子どもたちの心の優しさを再確認しました。

小学部1・2年の子どもたちからは、「私たちも、お兄さんやお姉さんと同じようにプール清掃をしたのでやらせてください。」と、いう声も聞きました。来年は、学年に応じた清掃分担場所を考え、全児童生徒で実施したいと考えています。「勤労・奉仕」の気持ちがより向上し、みんなのために役立とうとする姿勢が、あらゆる場面でみられることでしょう。

 

2.バス通学で思うこと

台中日本人学校の子どもたちの多くは、バスで通学しています。登下校時は、教職員全員で、送迎をしています。そこで、少し気になることをお話します。それは、小学部低学年の子どもたちの中に、十分目が覚めずバスから降りてくるときに、フラフラしていて今にもステップを踏み外し,落ちそうになることがよくあります。幸いにも,添乗員の方が腕を持ってくれていますので、大事には至っていません。これは、寝不足に原因があるのではないかと思います。バスに乗る時刻が早いのも原因のひとつかも知れません。

ご家庭におかれましては、これからますます暑くなりますので、子どもたちの健康管理により気をつけていただき、十分な睡眠時間を確保していただければ幸いです。

            

朝会(こども相談より)  69日 月曜日

温かい聞き方と冷たい聞き方があることを体験しました。



音楽朝会 小学部2年生  616日 月曜日

「えがおできょうも」を歌と踊りで元気いっぱいに発表しました。全校,一緒に歌いました。



学部別朝会 623日 月曜日

中学部:宿泊学習について  小学部:時間の大切さについて 「たなばた」の歌練習


水泳の授業

小学部:水慣れ      小学部:「もっと伸びて泳ごう」



小中交流会  625日 水曜日

たて割り班で,リクリエーションを行ないました。

                ボールリレー       おんぶリレー


6月保健室便り             養護教諭 

 

6月は、雨の日が続く梅雨に入ります。「梅雨(つゆ)」というのは、「梅の実がなる頃に降る雨」という意味で、ちょっと聞いたときにはとてもいいひびきですね。しかし実際は、ジメジメしていやな季節です。気温が高い上に湿度も高く体調をくずしがちです。「お腹が痛い。」「頭が痛い。」という人がふえます。皆さん、きちんと食事を摂っていますか?今の時期は、脳や骨、血液、内臓を作る大切な時期であり、いろいろな栄養素を必要としています。1日3回の食事をきちんととるよう心がけて下さい。「健康に勝る(まさる)(たから)はない。」といわれるように、健康は全ての活動の基盤となります。生活のリズムを自分で整えましょう。健康のために良いことは、身につける努力をしていきましょう。

1 朝食ぬきはイライラの原因に? 
「夕食はきちんと食べるが、朝食は食べない。」という人をよく耳にします。朝食をぬくと、少なくとも前夜からみて15〜18時間の絶食状態となるので、血液中の血糖値下がり、脳神経の働きがにぶくなって、イライラの原因にもなります。また、栄養が体内に入る時間にムラが出てくるために、

 

身体のリズムがくるい、頭痛や腹痛の原因にもなります。1日の活動のための朝食です。しっかり食べましょう.

(2) ホットミルクやプリン・くだものなど、

タンパク質やビタミンを含んだ消化のよいものを

とるようにします。

(3) コーヒーや紅茶は胃を刺激するので、1〜2杯にとどめ、なるべくミルクをたっぷり入れる。

 

4 体調を整えよう!

 からだの不調は学習能率に大きなマイナスです。「かぜ」の予防に努めるとともに、むし歯やその他の病気は、早めに治しておきましょう。 

受験生の皆さんへ

☆睡眠時間は十分とろう!

《最低でも6時間は寝る。》 睡眠を十分にとることは、疲労回復のもとです。頭もからだもスッキリする一番効果的な睡眠は、夜10時に寝て、8時間眠って、朝6時に起きる形です。同じ8時間眠っても、12時より前に寝るのと、12時より後で寝るのとでは、睡眠時間は同じでも睡眠の質が違ってくるのです。睡眠不足が招くのは、記憶力の低下です。睡眠時間をおしむより、起きている時間を有意義に使いましょう。

《夜型から朝型へ》 目覚めた後の頭は、起床後2時間で働きはじめ5〜6時間までがピークになります。したがって、夜型の人は、午前中は頭が働きにくく、ボンヤリしているということになってしまいます。自律神経のリズムは、すぐに新しいリズムに順応できません。ずっと夜型の生活をしできた人は、受験日の2週間前には、午前中に頭がフル回転する朝型にきりかえましょう。

☆ 適度に休憩をとろう!

 およそ2時間頭を使うと、能率は70〜80%下がるといわれています。あくびをかみころして机に向かっても効果は上がりません。いさぎよく机を離れて、軽い体操をしたり散歩をしたりして気分をかえて、疲労の回復をはかりましょう。

どうぞ最大限の実力を発揮してくださいね !!

                                  

 

子ども相談室より−6−

教育相談担当

自由と責任はワンセット。後片付けで責任感が育つ。

 人間は、基本的に自由です。しかし、その自由には責任がともなっていなければならないと思いませんか?

責任のない自由は、ワガママにすぎないと私は思うのです。皆さんはどう思われますか。たとえば、暴走族が「いつ、どこをどう走ろうとオレたちの自由じゃないか」と言って、夜中に爆音を轟かせて道路の真ん中を猛スピードで突っ走れば、当然まわりの人は迷惑しますよね。いくら彼らが“俺たちには気持ちよく走る自由がある”と言っても認められないでしょう。なぜならば“他の人に迷惑をかけない責任”を果たしていないからです。

 

与えられた自由に対する責任感の育っていない人は、いずれ自分の努力不足や失敗を他人のせいにするようになるでしょう。残念ながら、そういう例を私は今までに数多く見てきました。

「お前が行けと言った高校に行ったからおもしろくないんだ。だからやめてやる!」と、高校を辞める理由を親のせいにする子もいました。「オレが失敗したのは、誰も手伝ってくれなかったからだ!」と、自分の失敗を責任転嫁する子もいました。

 自分が選び、自分がしたことに対して責任が取れない人は、いつになっても自立した人にはなれないでしょう。勉強であれ、仕事であれ、自分の責任を自覚し、最後までやらない人は、ルーズで、人間的に成長できないことが多いと思うのです。

 さて、子どもの責任感は、どのように育てていけばよいのでしょうか。私は自分で言うのも何ですが、責任感が強いタイプの人間だと思います。仲の良いU先生は私のことを「九州の頑固者」とも言いますが、自分がやるべきことは締め切り前までに必ずやり遂げます。寝る時間と遊ぶ時間を削ってでもやり遂げてきました。

私のこの性格を作ったのは、実は父と母なのです。父は昔懐かしいアニメの『巨人の星』にでてくる星一徹(ご存知ですか?あのちゃぶ台をひっくり返すシーンを!)のような性格でした。母は母で『肝っ玉かあちゃん』のような人でした。私はこの2人から日常的に習慣づけさせられたことがあります。

責任感は、子どもが小さいうちから「後始末・後片付け」の習慣をつけることによって育てていけると、私は自分の体験から、そして教師になってからの経験から思います。

できていないときに、イライラして叱ってしまいがちですが、あまり効果はありません。それよりも、できているときを見つけて、ほめてあげた方がよいと思います。それは家庭でも教室でも同じです。いつも靴をほっぽり出してしまいがちな子どもに対しては、できたときに「○○くん、今日は、しっかりできているね。がんばっているんだね」と個人的にほめるようにしたほうがいいでしょう。その方が、○○くんは、ガゼンやる気になってくると思います。

 また、席を立つときに、教室のイスが中に入っていない子どもが学級に2〜3人いても、「みんな、よくできていたね」と学級全体を褒めるように心がけています。その方が、学級の子ども全体が意欲的になってくるからです。ご家庭でも、後片付けの美的感覚を子どもの目に見える形でしつけていってみませんか。美的感覚が磨かれると、その他の後片付けも親に教えてもらいながらですが、次第にできるようになってくると思います。

 

 脱いだパジャマの後始末。こぼしたおかずの後始末。遊んだ後のおもちゃの後片付け。そのような行為を通して、子どもは勉強や仕事を最後までする責任感を徐々に養っていきます。そして、与えられた自由を、自分のためにも他の人のためにも活用できる人になっていけるのだと思います。

後片付けをさせましょう!!

 

 おまけ〜相談室裏のお話〜

 人間の性格って『十人十色』ですよね。みんながみんな同じ性格じゃ世の中全くおもしろくもありません。みんな違っているからワクワクする出会いもあるし、恋もするし、ケンカもするんですよね。いろんな人がいる中で、自分の性格、趣味や感性とが合った人と友人になり、友人の中からさらに親友ができ、彼氏・彼女の関係から夫婦の関係になっていくんですよね。我が家の人間関係もおもしろいですよ。私と太太は性格も趣味も全く正反対です。私は運動が好き。音楽はからっきしダメ。太太は音楽が好き。運動はからっきしダメ。付き合っている時から「なんでこんな人とつきあっているんだろう?」という思いが双方にあったでしょう。そんな太太と結婚してもう13年になろうとしています。U先生曰く「頑固な九州人」によく付き合ってくれる「意地っ張りな九州女」だと感謝しています。

 こんな私でも、幼き頃に父母から叩き込まれた習慣はなかなか抜け切れず、今でも自分が使った食器類は自分で洗って乾かしています。洗濯物もちゃんとパンパ〜ンと叩いてのばしてから同じ種類ごとにまとめて干しています。お風呂掃除も私の担当です。太太が育児に疲れて早めに寝た時などは私が夜中に洗濯をして干しているのですが、太太が朝起きてきて「ごめんね〜」と言う時には必ず『夜中に働き者の小人さんがやっていたんだよ』と言うことにしています。今夜も小人さんは一生懸命に働くんだろうな。

 

 

 

ペンリレー

 ここには,保護者や地域の方,学校関係者からの思いをリレーの形で掲載させていただきます。今回は,台中日本人学校 小学部3・4年 副担任です。

 

台湾通信

   

おどろき・ヤシの木・ライチの木」

                            

  「スクーターで元気に町を行き来する若者たちや親子に驚き、ヤシの木を見て、

  南国台湾にいることを実感し、プリプリのライチをたらふく食べては、日本の学校

 給食で食べた冷凍ライチとは全く違う食感に感激!!」

 

 

 

 光陰矢のごとし・・・時の流れとは早いもので、4月に来台し早3ヶ月がたちます。この短い期間で、台湾の人々のパワーや優しさを肌で感じながら、台湾の風に少しは慣れたように思います。朝早くから夜遅くまで賑わっている町の様子は、まるでショーウィンドーの中にある「まばゆいばかりにキラキラとした未知のもの」。いつもタクシーの窓越しに、子どものようにワクワクドキドキしながら、台湾を見ている自分がいます。「まだまだ台湾は奥が深いぞ」と思う今日この頃です。日々の新鮮な驚きを忘れないため、そして日本の子どもたちにも台湾を身近に感じてもらうため、日本の所属校に毎月通信をだしています。





【台湾通信No.1】

 


 武里中学校の生徒の皆さんお元気ですか?早いもので、台湾に来て今週で一ヶ月になります。

1年生のみなさんは、小学校とは全く違う環境の中で、緊張した学校生活をこの一ヶ月過ごされたのではないでしょうか。私も同じです。まだまだ慣れませんが、みんなにも私にも、すばらしい仲間たち・頼りになる先輩がいますから大丈夫です。お互いにどんなことにでも挑戦し「ひっしこいて」頑張っていきましょう。

 

2年生のみなさん、お久しぶりです。私はレタスとトマトとハムが入っているサンドイッチが大好きです。みなさんは、1年生と3年生に挟まれたサンドイッチの一番おいしい具の部分の学年ですね。今年は去年よりもさらに給食をたくさん食べ、勢いをつけて活躍することを願っています。台湾は、食事がとてもおいしい国です。量も品数もたくさんある中華料理ですが、台湾の人は引き締まった体つきをしています。それは、朝早くから太極拳やテニスなど、スポーツをしている人が多いからだそうです。実際に、私が毎朝学校に行く6時半頃に、太極拳をしている人たちを見かけます。たくさん食べて、たくさん運動や勉強をして、たくましいサンドイッチの具になってください。


そして、最後に3年生のみなさん、元気ですか。春の運動部の市内大会が終わったことと思います。悔いはないですか?何事もチャンスは一度。毎日辛い練習をしても、そのチャンスを逃してしまうこともあります。でもそこであきらめてはいけない。また、そのチャンスをものにした人も、思い上がってはいけない。常に、どんなことにでも平常心でひたむきに、自分たちの目標を達成するために日々努力をしたいものです。体育館に掲げてあった忘れられない言葉。それは「努力夢現」。私は、外国で仕事をしたいという夢を実現することができましたが、そこで夢は終わっていません。ここからが夢の実現です。みんなは日本で、私は台湾で「努力夢現」を忘れることなく、お互いにこの地球で頑張っていきましょう。

 

武里中学校での2年間、みんなと過ごした時間はかけがえのない宝物です。そして、その中でたくさんの思い出を、私の心に残してくれたみんなに、直接会って心からお礼を言いたい。みんながいつもそばにいてくれたから、私は楽しい日々を過ごせたと思っています。本当にありがとうございました。それではお元気で・・・



【台湾通信No.2】

武里中のみなさんお元気ですか。5月も終わり、日本は梅雨の季節に入りますが、台湾は一足はやく夏です。こちらの台中日本人学校では、プール清掃が始まり、いよいよプールで泳げるとみんな喜んでいます。

先日学校では、小学1年生から中学3年生までの運動会が行われました。私もリレーに参加して、子どもたちと楽しく一緒に走りました。ただ、SARSの関係で、児童・生徒・教職員のみの運動会でした。保護者の応援もなく少し寂しかったのですが、子どもたちは、赤と白に分かれて一生懸命に競技をしたり、スマップの「世界にひとつだけの花」にあわせて笑顔で楽しく踊ったり、応援もすばらしかったです。その姿は、台中市の新聞にも掲載されるほどでした。

日本でも報道されているように、台湾は今SARSで大変です。台湾の北にある台北では、かなり深刻な状況になっています。私が勤務している台中日本人学校でも、マスク、手洗い・うがい、そして検温を毎日行っていますが、児童生徒のみんなはとっても元気です。デパート・スーパーマーケット・レストラン等のほとんどの店に入る時は、手の消毒と検温をしてからでないと入れません。人が多く集まるところは、必ずマスクをしていきます。台湾・中国・香港そして、カナダでこれ以上感染が広がらず、一日も早く安心して暮らせるようになればと願っています。

それでは、武里中の皆さんも健康に気をつけて、体と心を鍛えて頑張ってこの梅雨を乗り切ってください。

〈台湾新発見その1〉

  先日、台湾の人は朝早くから、太極拳などして、体を鍛えていることを皆さんにお
伝えしましたが、もうひとつ私が驚いたことがありました。
朝食を家で食べない方が多いということです。朝6時くらいから、「朝食専門の店」が
あちらこちらで開店します。そこには登校途中の小・中学生や家族づれの姿が多く見ら
れます。食事代は安く、家で作って食べるより、かなりお得のようです。
 ちなみに私は、まだ食べたことありません。次回は一人で頑張って行ってみようと思い
ます。そうすればどんな朝食のメニューがあるか、みなさんに紹介出来ますね。

  
 また次回をお楽しみに・・・・それでは See you!!



まだ、2号ですが、これからも続けていきたいと考えています。台湾を自分の五感で、存分に感じ、台湾と日本の架け橋になることを目指して一日一日を大切に生きていきたいと思います。それがmy  dream です。