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台中日本人学校は、1999年の台湾大地震の後、日本人会の皆様の並々ならぬご尽力のお陰で、また、李総統閣下の日本人学校に対する厚い思いとともに多くの台湾の方々のご支援を賜り、悠久の地、ここ秀山村に新しい校舎が建てられました。

建設当時は、学校周辺には静かでのどかな農村地帯が広がり、どこからも見渡せるほどだったそうですが、近年は、大型液晶工場などの建設がすすみ、工業団地の形を整えてきています。

それでも、学校からは、眼下に広がる台中市とその遥か後方にそびえたつ中央山脈に連なる山並みが見え、その景観はまるで絵画のようです。

このようにして建設された台中校には、広い運動場と大きな体育館、コンピューター室、プール、屋外アスレチックなどを備え、子どもたちが学ぶ場としては、申し分のない教育環境です。このようにハード面での恵まれた環境に加え、職員の日々の献身的な努力によって、一人ひとりの子どもたちは授業や諸行事、また、部活動等をとおして、自分の夢や目標の実現に向けてたゆまず努力し、自己実現の喜びを体感する日々を過ごしています。

本校は、特色ある教育課程を編成し、小学部での教科担任制、全校児童生徒への中国語指導、現地の国民小学校や中学校との交流学習、さらには高級中学(高等学校)での体験入学などを積極的に行い、「国際性を身につけた児童・生徒の育成」に努めています。本年度は、学習指導要領の移行期1年目に当たることも勘案し、小学部5,6年生の外国語活動の充実を図るとともに、昨年度に引き続き、全教科にわたって「読み取る力の育成」を研究テーマとして、授業研究に取り組んでいきたいと考えています。そして、台中に学ぶ子どもたちが将来、世界に羽ばたいていけるように基礎・基本の学力をつけるとともに、知識を活用し、自分の考えをもち、発信していく力を育てていきたいと思います。

本年度も、職員、児童・生徒、保護者・PTA、学校運営委員会が一丸となり、笑顔いっぱいの輝く台中校づくりに邁進していきます。皆様のご来校を心から歓迎いたします。

 

ごあいさつ
校長 浦 幸子